もし、自分のこどもがアトピーと言われたら、あなたならどうしますか?
どうしようもない不安をかかえて受診する方が多いのではないでしょうか?
私も7年前長女がアトピーと診断され、親子で途方にくれました。
娘は、生のエビ、カニがダメでしたが、火を通せば大丈夫でしたので、親子ともども気にしていませんでした。
(食物アレルギーだからアトピーになるというわけでもないのですが・・・)
ところが7年前、私の住んでいる北九州に20年ぶりに光化学スモッグが発生しました。
当時高校1年生だった娘は、硬式テニスをしていました。空気を目一杯吸って、何の化学物質に反応したのかわかりませんが、耳のうしろから首、背中全体が真っ赤になり、かきむしり状態に・・・。
高校生でさえ、かかない方が良いと思ってもたまらずにかいていましたね。
皮膚の再生が間に合わず・・・ジュクジュク・・・・でも・・・かゆい・・・・
(/ω\)
そんな娘の姿、たまらなかったです。あまりにかゆがる時は、背中を軽くたたいたり、酸性の温泉水を何度もスプレーしていました。
娘は幸か♡不幸か、ステロイドを塗ると真っ赤になり、痛くて使えませんでしたので、水、スキンケア、添加物、住空間の空気質、メンタル面に気を付けて、日々の生活をするしかありませんでした。
そして・・・ひどい状態から抜け出すのに6か月、本来の体調に戻るまで約1年かかりましたが、結果的には薬を使わず乗り越えることができたわけです。
途中、何度もくじけそうになりました。
今まで、体の中にたまってたのかな~??って思うほど、どんどん出てくる感じでしたから・・・
でも、体は必ず元にもどれる力があるはずだと思い直して娘を励まし続けたのを思い出します。
「絶対、大丈夫♡」って
こんなことをきっかけに、化学物質のこと調べたり、添加物を調べたり、体のことを調べたりしたことが、今の私の活動の基盤になっています。
私の独断と偏見を言うと「薬は必要な時だけにして、慢性的に使うものではない!」と思うのです。
体は、元にもどる力を持っています。
薬だけに頼らずに、自分でできることがたくさんあるって思いませんか?
今になってみれば、一般的にみると異常な肌トラブルを起こした娘がおかしいのではなく「体の中に変なものが入ってきたよ!」
と教えてSOSを出せるほうが、体としては正常だったのではないかなと思えます。
スキンケア(肌からたくさんの化学物質を吸収しない方がいいので)、食、水、空気、メンタル、睡眠、運動等の、その人なりのバランスをとる事が大切だと娘の体験を通して確信しています。
肌のトラブルがあると、肌の表面上のことだけのことを気にしたくなりますが、前にも書いたように、スキンケア、食、水、空気、メンタル、睡眠、運動・・・みんな肌につながっています。肌の表面だけ薬を塗っても、一時的なものにすぎません。
日頃から、体の声を聞いて、バランスのとれた生活をしていれば、必然的に多少入ってくる悪いものも自分の力で排毒できるような体づくりができるはずです。
ご参考までに、こんな本あります。↓↓
「この薬、こどもに使ってはいけません!」
浜 六郎 著(ジャパンマシニスト社)
「子どもをアレルギーから守る本」
藤田 紘一郎 著(講談社)
ご興味のある方は、是非、読んでみてくださいね。
しみなければ、天然塩やアロマオイル(メディカルグレードのものを選びましょう)を入れたお湯(38℃~39℃)に半身浴して、じっくりと汗を出すのもオススメですよ。
もし、自分のこどもがアトピーと言われたら、「体がSOSを出している原因を知る」ことです。
1つの原因とは限りません。いくつか考えられることがあれば、全て見直してみましょう。その時に忘れないで欲しいのは「薬のようにすぐにツルツルにはならないよ。」ということです。
大丈夫♡
少し時間はかかっても、必ず良い方向に変化しますよ♡
分からないことがあったら、日本肌育学会までご相談下さいませ。
ひとりで悩まなくてもいいんです。