前回は、「タッチには、こんなに良いことがあるんだよ」というお話しをしました。
今回は、タッチやビベーマッサージなどの話で必ずと言って良いほど出てくる「オキシトシン」のお話をしたいと思います。
「オキシトシン」別名「愛情ホルモン」と呼ばれています。
私は、看護師でもあるので、「オキシトシン」と聞くと子宮収縮、陣痛促進や母乳の分泌をまず、思い浮かべます。
しかし、最近の研究で、この「オキシトシン」には、以下のような働きがあることがここ10年でわかってきました。
オキシトシンのはたらき
①愛情を深める
②成長を促す
③ストレスの軽減
④対人関係を良好にする
⑤記憶力が良くなる
子供達にとって、いいことばかりじゃない!と思いますよね。
でも、「オキシトシン」って、分娩時や授乳中じゃないと出ないのでは?と思いませんか?
子宮収縮や陣痛促進、母乳の分泌とか言ってたから、、、。
実は、その時だけではありません。
では、この「オキシトシン」どうすれば、作られるの??と思いますよね。
実は、このオキシトシン、温かなタッチ(触れ合い)、マッサージ、スキンシップを行うと、脳内でオキシトシンが作られ、増えていくのです。
そして、なんとこの「オキシトシン」パパも分泌されます。
なので、パパもおこさんとの触れ合いを大切にしていきましょう。
今回は、「オキシトシン」について少しだけお話しました。
次回は、「オキシトシン」の働き ①愛情を深めるについてお話したいと思います。