みなさんのおうちではどうですか?
うちも味噌汁派よ♪という方も多いのではないでしょうか。
今日は、味噌パワーについて再確認してみたいと思います。
<味噌を食べていた人は、原爆後遺症が軽かった!?>
2011年3月11日の東北地震は、さまざまな意味で恐怖を覚えましたね。
福島第一原子力発電所の原子事故もその1つです。
放射能にさらされる影響は長い年月を経て身体に現れることもあり、幼いお子さんを持つ親ごさん達は不安な日々を過ごされているでしょう。
被ばくの恐い所は、放射能をあびることにより、体内に大量の活性酸素が放出されることにあります。
そして、1つの細胞が壊されると、隣の細胞も弱ければ、連鎖反応は一定箇所にとどまります。
人体がしっかりとした修復力を持っていれば、その部分が病原性を発する前に治すことができるのです。
広島と長崎に原爆が落とされた際に「味噌を食べた人は原爆後遺症が軽くすんだ。」という報告があるのをご存知でしょうか。
秋月辰一郎博士の体験記録にかかれています。秋月博士の報告は欧米にまで広く伝わり、チェルノブイリ原発事故の後に、ヨーロッパへの味噌の輸出が急増したそうです。
すごい!
<味噌と放射能の関係性>
ここからは、「みそサイエンス最前線」より抜粋しています。
広島大学の伊藤明弘教授は、放射能と味噌の関係を調べました。
実験では、マウスを食べさせるエサ毎に4つのグループに分けています。
A:乾燥赤味噌を10%混合したエサ
B:しょうゆを10%混合したエサ
C:味噌入りエサと同じ塩分になるように食塩を入れたエサ
D:普通のエサ
↓
マウスに放射線(X線)を1週間照射しました。
小腸の粘膜細胞にどのくらい影響が現れるのかを調べたのです。
X線の量が多くなるほど、粘膜の細胞は死んでいきます。
しかし、味噌のエサを食べたマウスは、普通のエサや食塩のエサを食べていたマウスとは比べものにならないほど、細胞の生存率が高いことが分かったのです。
しょうゆエサにも同じような傾向が現れました。
更にすごいのは、味噌エサとしょうゆエサを食べていたマウスの腸粘膜は、放射能で傷ついたはずの粘膜細胞を再生している様子が見られたそうです。
伊藤教授は、いかに体外へ放射能物質(ヨウ素131とセシウム134)が排出されるかも同時に調べたとされています。
結果は、味噌エサのマウスは、普通のエサのマウスより、ヨウ素の排出力が強く、筋肉中の放射能物質の量が少ないことがわかりました。
<この実験で分かったこと>
★腸の粘膜細胞を守り、再生する
★排出力が強い
どうですか~?
ワンダフル♡味噌☆彡でしょ。
でも、味噌が私達の体内でがんばれるのは1日だということです。
ですから、毎日、家族でお味噌汁を飲みましょう!
家族で・・・ってところがみそですよ(笑)
み~んなが元気じゃないと楽しく暮らせないですもんね(*’▽’)