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肌育コラム お肌に関する様々な情報をお伝えします。

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No.20
冬の子どものお肌トラブル
【投稿者:山本 由佳】

子どものアトピーや敏感肌等で、悩むパパやママは多いと思います。

冬は「乾燥」が気になりますよね。

乾燥状態は、角質層内の水分保持が十分出来ていないという事ですが、

それに対処するには「スキンケア」・「体の中の水分を満たす」事だと思います。

 

乾燥が気になる肌の「スキンケア」を行う時、基本的に「保水」「保湿」「保護」という3つがあります。

 

・「保水」とは、水分が少ない状態の角質層に、水分を与える為に行うもの

 

・「保湿」とは、肌が常に水分蒸発を行っていることから、これが乾燥の原因にもなる為、皮脂膜の代わりとなるように肌を覆うもの。

 

・「保護」とは、かきむしり等による、バリア機能が低下した状態を補うもの。

 

「保湿」「保護」は、「保水」が上手に保持されるように補助する役割だと考えられるので、一番「保水」が大切だと言えるのではないでしょうか。

 

「保水」をする際にはコツがあって、必要最低限の量で保水を行うより、少し過剰なくらいたっぷりと保水を行った方が、その後のお肌に良い変化をもたらします。

 

押さえてたたき込むようにして、皮膚の表面から浸透させてくださいね。

こすると摩擦が起きるので、良くないです。

 

 

スキンケアをしているのに、乾燥がなかなか改善しない・・・という方は、「保水」が十分出来ているか確認してみましょう。

 

「保水」する時に使う水分も、アルコールや防腐剤の入っていないもの、水分子の小さいものをなるべく使用する事をお薦めします。

それと大事なことは、体の中の水分を補うことです。

 

クラスター(水分子)の小さいお水を飲むことも大事ですが、冬には冬に役立つ旬のお野菜がありますので、是非“食べ物”のことも忘れずに見直してくださいね。

 

白菜や大根は、体の中にも水分を届けてくれます。

あったかお鍋は、心も体もほっこりです。

朝ごはんの味噌汁もお薦めです。

顆粒の調味料だしの素を使わず、本当の素材でだしをとれば、その中に十分必要な栄養が入ってます。

 

難しく考えないで!

少し生活を見直してみればいいだけですから・・・

 

小さいお子さんをお持ちのママ!

ぜひ小さい頃から本物のだしの味を教えてあげてください。

舌が覚えて、体にいいものを本能で食べていく力を身につけさせてあげて下さいね。

 

また、乾燥肌で悩むママもいると思います。

高い化粧品で、ラインナップ揃えつけているのになぜ乾燥するの?

また一つのものが加わり・・・

でも乾燥する・・・

 

そういう方は、意外と補い過ぎるのかも知れません。

肌は本来、自分で適度な油分を出せるのですが、外からどんどん補ってもらえば、

体は「自分が働かなくてもいい!」と勘違いして、何も出さなくなります。

その結果、乾燥肌だと思っている人もいると思います。

自分の肌が働くのを少し待ってあげれば、きっと体が目覚めます。

 

ただ、冬場に始めちゃうと厳しいかも知れません。

汗をかいたり、外気が乾燥していない夏の方がいいかもです。

初夏~夏にかけて試してみて下さい。

その後のお手入れが、驚くほどシンプルに!

経済効果も十分に期待出来ますよ。

 

化粧品や薬に依存するのではなく、自分の体を・・肌を信じましょう♪

 

体の外と内から「保水」を心がけて、冬を乗り切りましょう。

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