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肌ちえ 主催:日本肌育学会

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肌育コラム お肌に関する様々な情報をお伝えします。

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No.80
日本のスキンケアと欧米のスキンケア
【投稿者:山本 由佳】

こんにちは。日本肌育学会の山本です。

お肌乾燥していませんか
外気も乾燥しているし、お部屋の中もエアコンで乾燥しています。
それに加えて、日頃のお手入れ方法が違っていたら・・・(´゚д゚`)
ますます、肌はダメージがひどくなってしまうのです。

スキンケアといっても、人によって国によってとらえ方が違う気がします。
「欧米のスキンケア」は、私から見ると、徹底的な対処療法。
つまり、シワになったら肌を水ぶくれにすれば良い!シミになれば漂白する!といった具合です。
今の日本のスキンケアは、↑と同じ考え方ですよね。
しかし、「本来の日本のスキンケア」は、日本人が肌の健康を守るためにする「肌の手当て」だと思います。
「肌の手当て」♡なんとも、日本人らしくて、優しいひびきですよね。

私は化粧品メーカーをめった切り(笑)にするつもりはありません。
何故なら、そこに働く社員さんやそのご家族のくらしを考えるとしてはいけないなと考えているからです。

ただ、あまりに化粧品の成分のことや医薬部外品のからくりを知らない人達が肌トラブルに合ったり、高額なお金を支払っているのをみると、そのお金をもっと別のものに使えるのに・・・と老婆心ながら思ってしまうのです。

みなさんはドラッグストアでよく買い物しますか?
店内には、化粧品や医薬部外品や薬品が所狭しと並んでいますね。
この医薬部外品すが、実はくせ者なのです。
化粧品は全成分表示義務がありますが、医薬部外品にはその義務がありません。
つまり、表示したくない成分があれば表示しなくて良いわけです(汗)
おまけに「医」「薬」という文字に弱い日本人は医薬部外品という言葉に、「安心できそう!」とか「効きそう!」などとイメージを抱き買うんですね~
しかし、使ってみると肌は荒れるし刺激は強いし・・・っていうことになるわけです。

そこでみなさんに是非オススメしたいのは、一度自分の使っているものの中身、つまり成分を調べてみませんかということです。

ボディーソープひとつとっても、合成界面活性剤がたっぷり入っているのがおわかりいただけるでしょう。
食器洗いの洗剤と同じもので自分の体も洗っているのです。

糠袋へちま水(弱酸性)、12月の柚子湯(弱酸性)、5月の菖蒲湯(弱酸性)など、日本には昔から肌を手当てするものがありました。
髪にも椿油(純正)をつけたりしていましたね。油分が欲しい時は、馬油などを適量塗っていたのだと思います。
使用材料もいたってシンプル
食の世界だけではなく、お肌の世界でもSimple is best !
難しい化学物質を調べるのはイヤだ~!といわれる方・・・
本当は、ひとつの商品だけでも良いので調べて欲しいのですが、どうしても難しかったら、1つか2つの成分だけでもかまいません。

自分で調べてみましょう!!

へぇ~(*‘∀‘)  ふ~ん(*’ω’*)  ウソォ~~(;゚Д゚)
という事実が出てきます

日本の肌のお手当ては古くさい感じがしますが・・・皮膚の健康には合理的です。
たとえば、へちま水は洗顔後に使う弱酸性の化粧水でありリンスでした。

私がここで糠袋・・・と書きますと、文字だけみて、米糠がいい!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その成分は米糠そのものではなく、米糠抽出物γ‐オリザノール配合の化粧品ではありませんか?
他にも入っている成分をよくみてみましょう。

良いものはシンプルです。
カタカナの付いた長い名前ではありません(笑)

いかがでしょう。あなたも今日から日本の肌の手当てをはじめてみませんか?

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