お肌のトラブルにお悩みのママへ

肌ちえ 主催:日本肌育学会

  • プライバシーポリシー
  • サイトマップ
  • お問い合わせ

肌育コラム お肌に関する様々な情報をお伝えします。

  • 新着順
  • 生活・環境編
  • 食事編
  • メンタル編
  • 病気・治療編

No.31
お肌のゴールデンタイム
【投稿者:山本 由佳】

一般的によく“お肌のゴールデンタイム”とは、22時~2時の間と言われてきました。

昔の人はきちんとその時間に眠り、朝早く起きるという生活をしていたのでしょう。

しかし、生活が便利になり、ライフスタイルも様々なのが現代です。

夜型の生活を送る人が非常に増え、子どもが夜遅くまで起きていることもよく見かけます。

 

健康な生活を送るためには、睡眠は重要です。

なぜならば、成長ホルモンが睡眠中に産生されること、そして副腎皮質ホルモンが睡眠と深く関係しているからです。

子どもの発育や体調管理に多大な影響を及ぼします。

 

成長ホルモンは、入眠直後の熟睡期にまとめて分泌されることが分かっていますが、何時に寝るといい・・という時刻の問題とは実はあまり関係ないとも言われています。

 

眠り始めてから3時間の間に大量に分泌される成長ホルモン。

その3時間を、ぐっすり熟睡することが非常に大事だそうです。

深く眠る上質な睡眠の時こそ、大量に分泌されるそうですよ。

 

お日様が出ている時間帯はしっかり体と脳を動かし、バランスのいい食事をとる。

適度な運動も大切ですね。

人は適度な運動によって新陳代謝を促し、からだの絶妙なバランスを保っています。

お昼にきちんと動く事によって、夜は自然に眠くなる・・・

健康的な心地いい疲れが、すぐに深い眠りを誘ってくれるはずです。

そんな規則正しい生活の延長線にある上質な睡眠は、成長ホルモンをたくさん作ってくれます。

 

夜遅くまでテレビを見たり、ゲームやパソコンをすると、画面からの強い光が脳に刺激を与え続けます。

そうなると、深夜になっても、脳も体もリラックス出来るはずがありません。

ぐっすり眠る上質な睡眠をとる事は難しくなります。

 

眠りにつく時刻の問題はあまり関係ないと言われていても、

やはり健康なお肌を守るためには、早寝早起き・バランスのとれた規則正しい生活はとても重要だと思います。

毎日22時に就寝する事は出来なくても、せめて日付が変わる前にお布団に入る生活を心がけましょう。

 

さらに、成長ホルモンが分泌されるのは、睡眠中だけではありません。

お母さんに優しくされた時にも、たくさん出ています。

毎日は難しいかも知れませんが、時にはゆっくり楽しみながらコミュニケーションをとり、

いつもより少し早い時間に、親子一緒にお布団に入るのもいいかも知れませんね。

 

 

お肌のゴールデンタイムとは、早い時刻に“ただ眠る”ことではありません。

眠り始めの3時間をぐっすり眠ることを意識することで、睡眠の質を高めることが出来ます。

 

普段から、心も体もバランスのとれた健康的な生活を送る事を心がける。

そうするとそこまで気負わなくても、自然と上質な睡眠をとる事に繋がります。

 

たくさんの成長ホルモンを分泌する、眠り始めの3時間。

成長ホルモンには、お肌の修復、髪の成長、不摂生で傷ついた器官や消化管、血管などの傷を癒してくれる作用があるそうです。

お肌の調子や体の調子がいいと、心まで健康になり笑顔が生まれます。

 

上質な睡眠から生まれる、健康なお肌、からだ、こころ。

 

“お肌のゴールデンタイム”とは、単に時刻の事ではなく、

“上質な睡眠時間”という事だと言えると思います。

肌育コラム

肌育相談

お問い合わせ

管理肌育学士について

管理肌育士専任講師の紹介

賛助会員の紹介

スキンケア推奨商品 日本肌育学会認可

運営団体情報

肌育とは

すこやかな肌を育てること。それは、すこやかな子どもの未来を育むこと。

詳細はこちら

日本肌育学会について

肌育の普及と、管理肌育学士の養成を行います。

詳細はこちら

モバイルサイト hadachie.com/mb/

FM KITAQ「We love children~ラブ・チル~」代表 山本が出演中